京津冀（北京市・天津市・河北省）の一部地域ではこの数日、台風5号「トクスリ」の影響による極端な豪雨に見舞われたことで、洪水や地質災害が発生しました。中国財政部や応急管理部は1日、3省市の洪水防止や災害救援活動を支援するために、中央自然災害救援金1億1000万元（約22億円）を拠出しました。

北京首都国際空港では計1137便の運航を保障することで1日に延べ14万8800人の旅客を輸送する計画を立てました。豪雨の影響で首都空港では1日午後2時までに500便が運航されましたが、36便が欠航しました。道路交通では、1日午後1時までに北京市応急弁公室が得た情報では、降雨による通行止めが88カ所発生し、うち38カ所では通行が再開されました。

北京の降雨は1日には、7月30日と31日に比べれば明らかに弱まりました。1日夜から2日にかけては、さらに弱まっていく見通しとのことです。（提供/CRI）