4年に1度の「沙田フェスティバル」開催、ドローンショーと花火が香港市民を魅了

フライメディア    2023年8月2日(水) 14時30分

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香港の新界エリアの沙田地区で4年に1度の「沙田フェスティバル」が開催された。

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香港の新界エリアの沙田地区で7月30日夜、4年に1度の「沙田フェスティバル(沙田節)」が開催された。沙田は多くの香港市民が生活するベッドタウンだ。

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今年の沙田フェスティバルのテーマは「Rainbow of Light・Drone Light Gala・華光輝映️・閃耀城河」。地元メディアによると、フェスティバル当日、沙田地区を通り抜ける城門河の両岸には約5000人の市民が集まり、川岸近くに並ぶ住宅からも多くの市民がフェスティバルを見学した。

午後8時になると、まずは500機ものドローンが一斉に夜空に飛び立ち、光のショーが実施された。

夜空に光の絵が描かれていく様は見ている人々を魅了した。描かれた絵の多くは沙田エリアに由来したテーマで、市民をさらに喜ばせた。例えばドローンの光で描かれた馬は沙田競馬場にちなんだテーマだ。

車公廟の風車を現したものもあった。この風車を回すと願いが叶うといわれ、多くの市民や観光客の信仰を集めている。ドローンが一斉に回り、風車がくるくると回転する様子が夜空に映し出された。


香港と香港の花であるボウヒニアを現したもの

香港返還26周年を祝う文字

他にも城門河で行われるドラゴンボートなども夜空に映し出された。

ドローンによる光のパフォーマンスが終わった後は、城門河で花火が打ち上げられた。クラシック音楽に合わせてあちこちからリズミカルに打ち上げられる花火は見応え十分。音と音楽と光の競演に圧倒された見学者からは花火が打ち上げられる度に大きな歓声が上がった。



花火の煙の間を縫って夜空を走る虹色の光線も幻想的

ドローンと花火のショーは正味30分弱だったが、4年ぶりの大規模なイベントを待ちわびていた人々を十分すぎるほど魅了し、夏らしいイベントとなった。(提供/フライメディア)

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