第31回夏季FISUワールドユニバーシティゲームズが成都で開催されるに当たって、国際大学スポーツ連盟（FISU）のレオンズ・エダー会長代行がこのほど中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）の独占インタビューに応じました。エダー会長は「今大会はスポーツイベントであるだけでなく、文化イベント、教育イベントでもある」と述べました。

また「今大会には、グリーンシティや環境保全、持続可能な発展などの議題が盛り込まれているが、20年以上前には考えられなかったことだ。現在のユニバーシティゲームズは文化、スポーツ、教育と様々なレガシーをすべて網羅する全面的なプログラムとなった。全体計画のコンセプトを持つ成都ユニバは唯一無二の大会だ」と述べました。

今大会の会場や施設、意義については、「新築のものであれ、リノベーションのものであれ、成都ユニバに使われる会場や施設はいずれも素晴らしく、先進的なものだ。今大会のレガシーの一つは、成都が2025年にワールドゲームズを開催することだ。組織委員会のメンバーは今大会で蓄積した経験を活かし、今後の多くのスポーツイベントや種目別スポーツ大会に備えることができる」との見方を示しました。

また、中国政府が展開している「国民健康計画」については、「健康的な生活や積極的な運動を国レベルで提唱することによって、人々の意識が大きく変わった。これは中国人が未来に向き合う正しい生き方だと信じている」と述べました。（提供/CRI）