中国のギョーザが地球温暖化を加速させる!その因果関係とは―米紙

Record China    2014年7月30日(水) 12時6分

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25日、ニューヨーク・タイムズは「中国の餃子と地球温暖化にどんな関係があるのか?」と題した記事を掲載した。写真は「三全」の冷凍餃子。

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2014年7月25日、ニューヨーク・タイムズは「中国の餃子と地球温暖化にどんな関係があるのか?」と題した記事を掲載した。28日付で中国紙・環球時報が伝えた。

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71歳の陳沢民(チェン・ザーミン)氏は、中国の大手冷凍食品メーカー「三全」の創業者だ。医師だった陳氏は1992年に中国初の冷凍食品会社「三全」を設立。今では中国に7カ所の製造工場を有し、ライバル社の「思念」と他2社とで中国の冷凍食品市場の3分の2を占めている。

三全の発展は中国の冷蔵庫普及率と正比例している。以前は北京や上海などの大都会で暮らす人々しか持っていなかった冷蔵庫だが、1995〜2007年の12年間で中国人の冷蔵庫所有率は98%も増えた。これにより、中国人の食生活も急激に変化。同時に気候も大きく変化した。冷却エネルギー消費量は世界の電力消費量の15%を占め、化学冷却剤の漏洩は温室効果ガスの主な供給源となっている。人類の生存が地球にもたらす厄災のなかで、中国人の食変化ほど深刻なものはないだろう。

冷却剤が気候に与えるダメージを計算することは困難だ。冷却システムごとに使用されている冷却剤のタイプが違うからだ。なかでもフロンガスは「スーパー温室効果ガス」と呼ばれるほど深刻な影響を及ぼす。専門家は「フロンガスの使用が今後も続けば、2050年には世界で排出される温室効果ガスの約半分をフロンガスが占めることになる」と予測している。(翻訳・編集/本郷)

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