13歳少女の体内から乳白色の液体が2リットル、原因は…―中国

Record China    2023年7月29日(土) 23時0分

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27日、中国版ツイッター・微博で、救急搬送された少女の体内から2リットルの乳白色の「血」が採取されたと紹介され、注目を集めた。資料写真。

2023年7月27日、中国版ツイッター・微博で、救急搬送された少女の体内から2リットルの乳白色の「血」が採取されたと紹介され、注目を集めた。

河南ラジオ・テレビ局の微博アカウント「大参考」が27日、同省駐馬店市でこのほど重症の膵炎(すいえん)によるショックを起こして13歳の少女が現地の病院に緊急搬送されたと紹介。少女は4か月前にも同じ症状で病院に搬送されたばかりだったと伝えた。

そして、重症膵炎の処置法である血漿(けっしょう)交換を行うため少女の体から抽出した「血」が乳白色を呈しておりその量は2リットルに達したと伝え、医師が保護者に尋ねたところ、少女は普段から暴飲暴食の傾向があり、特にアイスクリームや辛い食べ物、じゃがいものでんぷんで作った麺料理など冷たい食べ物や刺激のある食べ物を好んで食べていたことが明らかになったと紹介。医師が少女について重症膵炎とともに高脂血症も患っており、これにより乳白色の液体が体内から大量に出てきたとの見解を示したことを伝えている。

同アカウントの紹介では「乳白色の血が2リットル出てきた」と捉えられる表現がされているが、実際に抽出された液体は血液そのものではなく、血液を遠心分離して得られる血漿と見られる。血漿は通常黄色を呈しているが、中性脂肪濃度が高い場合に乳白色を呈する「乳び血漿」となる。少女の場合は血中の中性脂肪濃度が非常に高い高脂血症を患っていたものとみられる。本来真っ赤であるはずの血液が乳白色だった訳ではない、ということに留意が必要だ。

この件について、中国のネットユーザーは「半年に2回も暴飲暴食で緊急搬送されるのなら、摂食障害があるとみて心理カウンセリングを受けるべきだと思う」「これだけ白い血が出るのは食べたもの以上に代謝能力の問題だと思う」「じゃがいも麺やアイスクリームを食べすぎたってこうはならないだろう」「病気の多くは口からの災いなんだよな」「暴飲暴食しないように気をつけよう」「これは恐ろしい。あと何年生きられるかわからないな」「怖すぎていま手に持っていた食べ物を落としてしまった」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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