中国でここ数年、新エネルギー車のバスは従来のガソリン車のバスに比べて快適性、スマート化、低コストなどの面でより優位性があることから、観光客やリース市場で広く受け入れられるようになった。先端・スマートでサービス機能の際立つ新エネバスが急速に販売量を伸ばしている。

北京の自動車リース会社の責任者は、「一般的に言って、50人乗りの新エネバスを購入するのに70万～90万元（約1400万～1800万円）かかるのに対し、同タイプのガソリン車バスなら50万～60万元（約1000万～1200万円）で済む。新エネバスの調達コストは相対的に高いが、実際の運営にかかるコストはガソリン車バスよりも低い」と話す。

中国自動車流通協会によると、今年1-6月には、大型・中型の新エネバスの市場浸透率が31％に達し、商用バス3台のうち1台は新エネバスということになる。（提供/人民網日本語版・編集/KS）