カーリング女子で2022年北京五輪銀メダルに輝いた日本代表ロコ・ソラーレの藤沢五月。藤沢は22日、水戸市で行われたボディーメイクコンテストのビキニクラスに出場し、圧倒的な筋肉美を披露した。その大変身ぶりは台湾や韓国でも大きな反響を呼んでいる。

台湾メディア『ETtoday』は藤沢のボディービル挑戦を特集。韓国の有名女優であるパク・ポヨンにそっくりな外見で人気を博していると紹介しつつ、「カーリングの強さと優しい笑顔で多くのファンを獲得してきた彼女が色白で甘えん坊な雰囲気を一変させた」と評し、「小麦色の肌にして筋肉質で強靭（きょうじん）な“金剛バービー”に変貌を遂げ、世間に衝撃を与えた」と伝えた。“金剛バービー”は強くして美しい女性を表わすフレーズで、主にボディービルダーの女性を示す場合が多いという。

韓国でも藤沢は高い知名度を誇る。平昌、北京の二度の五輪で「チーム・キム」と称された韓国女子代表と名勝負を繰り広げたのは記憶に新しい。藤沢は美貌と実力を兼ね備えたスキップとして、韓国の主将で「メガネ先輩」の愛称で親しまれる金恩貞（キム・ウンジョン）と比較されることが多かったためだ。

韓国メディア「news1」は「え？ メガネ先輩のあのライバルが本当に？」と驚きをもって報道。「まさにビキニ姿の筋肉美女へと変貌を遂げた。まさにサプライズで、日本のファンをざわつかせるのに十分だったようだ」と続けた。

ニュースメディア『EDaily』は「日本女子カーリングのエースのビックリする近況が報告された。韓国でもおなじみの藤沢がボディーメイク大会に出場。筋肉だけが残ったかのごときボディーをお披露目し、その急激な変化に誰もが驚きであぜんとした」と紹介した。

さらに「韓国経済TV」も「オリンピックでのかわいらしいルックスから打って変わり、まるで本物のボディービルダーのような筋肉質な身体を誇示したのだ。日本のメディアも驚愕（きょうがく）している」とリポートした。（編集/日向）