国民党から正式指名の侯友宜氏、「台湾独立」に反対と強調

CRI online    2023年7月27日(木) 10時40分

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台湾の国民党はこのほど開催した全島代表大会で、2024年の台湾地区指導者選挙の同党立候補者に、侯友宜新北市長を指名しました。

台湾の国民党はこのほど開催した全島代表大会で、2024年の台湾地区指導者選挙の同党立候補者に、侯友宜新北市長を指名しました。また、国民党の朱立倫主席(党首)は、国民党が「政権党」になった場合に「執政大連盟」を設立することを提案しました。

侯友宜市長は、「民進党が『政権』を取ってから、(台湾海峡の)両岸は戦争の危機にさらされ、政治の面では汚職や腐敗、不正事件、ヤミ金事件が次々と発生した。民進党を引きずり降ろし、『台湾独立』に反対する。台湾のより平和的で安定的かつ繁栄する未来を創造していく」と表明しました。

侯市長はまた、「一般市民にはよく、両岸は戦争をする可能性があるのかと聞かれる。台湾はある勢力によって、戦争の瀬戸際に追い込まれている。台湾は国際的に最も危険な場所、戦争が起きる可能性が高い場所と認識されている。親は、わが子が戦場に送られるのではないかと心配し、恋愛中の男女は相手が戦争の前線に行かされるのではないかと心配している。宝の島と言われる台湾では、社会全体が、安心して暮らせるのか、白髪の世代が黒髪の若者と死別する悲劇が出現するのではないかと心配している。これは台湾住民2300万人にとっての最も深刻な恐怖だ」と指摘しました。

侯市長はさらに、「民進党が『政権党』になってから報道機関は閉鎖を余儀なくされ、民衆の求めは満たされず、ワクチンもマスクも不足している。政治面では汚職や腐敗、不正事件、ヤミ金、詐欺事件が後を絶たず、今は台湾を戦火の危機に追い込んでいる」と民進党を批判しました。

一方で国民党の朱立倫主席は、「2024年に『政権』の交代を実現させ、台湾を転換するために、すべての力を結合し、団結できるすべての力を凝集せねばならない」と訴えました。

また、韓国瑜元高雄市長は会議で発言し、「両岸が平和的交流を行い、永遠に戦争が起こさないないよう望む。国民党の候補者である侯友宜氏の率いる下で民進党を引きずり降ろす」と述べた上で、民進党には汚職と腐敗が多く、台湾を戦争に追い込み、人々の命を奪おうとしていると批判しました。(提供/CRI

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