中国共産党中央政治局委員で中国共産党中央委員会外事活動委員会弁公室主任の王毅氏は24日、南アフリカのヨハネスブルクで開かれた「BRICS安全保障事務上級代表の友」会議に出席しました。主席者は「サイバーセキュリティが発展途上国にとって挑戦になりつつある」というテーマを巡って議論しました。

王政治局委員は「サイバーセキュリティは国家安全保障の重要な礎だ。共通の挑戦に直面して、私たちは戦略的なコミュニケーションを強化し、協力の方向を明確にし、共通の利益を維持しなければならない」と述べました。また、サイバーセキュリティの維持について、公平で合理的なサイバースペースの建設、開放的で包摂的なサイバースペースの建設、安全で安定したサイバースペースの建設、活気に富んだサイバースペースの建設という4点を提案しました。

王政治局委員は「中国はサイバーセキュリティの問題を非常に重視し、グローバルなインターネットガバナンスに積極的に参加し、グローバルデータとサイバーセキュリティの維持に中国ならではの貢献をしている」と強調しました。

出席者からは、BRICSメンバー国と「BRICSの友」は手を携えて協力し、サイバーセキュリティなどの伝統的・非伝統的な安全保障上の挑戦に共同で対応し、互恵、包摂的かつ安全な国際環境を作り、共同安全と発展を実現し、世界の平和と繁栄を促進しなければならないと表明しました。（提供/CRI）