中国メディアによると、中国で今年4月に起きたドイツの自動車メーカー、BMWをめぐる「アイス事件」が販売台数に与える影響は微々たるものであるようだ。

BMWと傘下のMINIの2ブランドを合わせた中国市場での今年第2四半期（4～6月）の新車販売台数は19万7800台で、第1四半期（1～3月）に比べて3034台増えた。

BMWをめぐっては、4月の上海モーターショーのMINIの出展ブースで、外国人来場者だけにアイスクリームを配ったのは差別だとの非難を受けて謝罪に追い込まれるということがあった。中国のSNS上では不買を呼び掛ける動きも一部で起きていた。（翻訳・編集/柳川）