インド政府、中国EV大手BYDの10億ドル規模の工場建設提案を拒否―仏メディア

Record China    2023年7月24日(月) 6時0分

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仏RFIによると、インド政府は、ハイデラバードを拠点とする企業と提携して同地に10億ドル規模の四輪車生産工場を設立するという中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)の提案を拒否した。

仏RFI(中国語電子版)によると、インド政府は、ハイデラバードを拠点とするメガ・エンジニアリング・アンド・インフラストラクチャーズと提携して同地に10億ドル(約1417億円)規模の四輪車生産工場を設立するという中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪BYD)の提案を拒否した。インド紙エコノミック・タイムズが22日付で報じた。

ロイター通信は今月中旬、BYDがメガ・エンジニアリング・アンド・インフラストラクチャーズと提携してインドでEVとバッテリーを生産する計画を規制当局に提出したと報じていた。

エコノミック・タイムズによると、インド商工省の産業国内取引促進局(DPIIT)はこの投資提案について他の省庁に意見を求めていた。インド当局者によると、中国によるインドへの投資に関する安全保障上の懸念が審議中に指摘されたという。別の当局者は「インドの既存の規則ではそのような投資は認められていない」と述べた。両社は提案書で年間1万~1万5000台のEVを生産することを約束していた。

ロイター通信によると、BYDはインドでSUVの「ATTO 3」とワゴンの「e6」を企業向けに販売していて、今年は高級セダン「SEAL」を発売する。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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