中国高速鉄道で手抜き工事か、下請け会社が告発=当局が調査に乗り出す

Record China    2023年7月21日(金) 10時0分

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中国高速鉄道の建設をめぐって手抜き工事があったとの告発が物議を醸している。

中国高速鉄道の建設をめぐって手抜き工事があったとの告発が物議を醸している。

中国メディアの経済参考報が20日付で報じたところによると、問題となっているのは山東省青島市の萊西市と威海市の栄成市を結ぶ萊栄高速鉄道。全長193キロ、投資総額は297億元で、設計最高時速は350キロ。2020年11月に着工し、今年10月に開通予定だ。

報道によると、同路線の3区間の下請け会社である河南省三捷実業有限公司がこのほど、元受け会社である中国建築第八工程局有限公司に手抜き工事があったと告発した。三捷実業有限公司の責任者である肖衛国(シャオ・ウェイグオ)氏によると、同路線の一部区間の路盤工事で、設計基準に満たない長さのスクリュー杭が使われた個所が90%以上に上るという。


経済参考報の記者が専門家の協力を得て、問題の路盤部分の地質調査図、設計図、工事確認書等の関連資料を調べたところ、肖氏が指摘した内容と「基本的に一致」したとのこと。

肖氏によると、中国建築第八工程局有限公司の担当者から不正の指示があり、三捷実業有限公司側が反発すると「できるならやれ。できないならうせろ」と言われ、結局、同社は施工から外された。同路線の施工を担当したほかの複数の人物からも、同様の問題があったとの証言が出ているという。

専門家からは大事故につながりかねないと安全性への懸念の声も上がっている。

この告発を受け、上海鉄路監督管理局および山東省交通運輸庁が調査に乗り出すことを表明。中国建築第八工程局有限公司は「高度に重視している」として、事実確認のための調査に全面的に協力する意思を示している。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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