ハンガリーのシーヤールトー外相はこのほど中国中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）の単独インタビューを受け、ハンガリーは、クラスター爆弾を含むいかなる武器のウクライナへの供与にも反対するとの立場を表明しました。　

シーヤールトー外相はその中で、「総じて言えば、われわれはそうした武器の使用には反対している。なぜならば、極めて危険で、民間人の命を奪い、また彼らを非常に大きなリスクにさらすからだ。そのため、ハンガリーはクラスター爆弾禁止条約（オスロ条約）に署名している。この点については、米国の決定に非常に不満を抱いている。私たちは、この決定が多くの痛みと死傷者をもたらす可能性があると思っている。ウクライナに提供する武器の数が多ければ多いほど、ロシアとウクライナの紛争が長引けば長引くほど、死傷者の数が増えていく。それよりも戦闘をやめて、交渉による問題解決を図るべきだ。戦場ではいかなる解決策も見いだせず、交渉のテーブルに着き、外交的な努力でしか解決の糸口が見いだせないと思う」と語りました。（提供/CRI）