習近平国家主席は18日午後、北京の人民大会堂で、中国を公式訪問中のアルジェリアのテブン大統領と会談しました。

習主席は会談で、「今年は中国とアルジェリアの国交樹立65周年に当たる。65年前、帝国主義と植民地主義に反対し、民族の独立解放を勝ち取る共通の事業に導かれ、両国は歩み寄ってきた。65年来、両国は苦難を共にしながら、助け合い、理解し合い、支持し合い、共同の発展と民族の振興を追い求める道における真の友、自然なパートナーであった」と両国関係を高く評価しました。

習主席はまた、「双方は互いの核心的利益に関わる問題で支持し合うべきだ。台湾や新疆、人権などに関する問題でアルジェリアがはっきりと中国の正義なる立場を支持していることに感謝するとともに、中国はアルジェリアが国家主権・独立・領土保全を維持し、自国の国情にふさわしい発展の道を歩むことを断固支持し、如何なる外部勢力によるアルジェリアへの内政干渉にも反対する」と強調しました。

また、双方は会談で、「一帯一路」共同建設に関する協力文書の実施やインフラ施設、石油化学工業、鉱産物、農業などの伝統分野における協力拡大のほか、宇宙開発、原子力、情報通信、再生可能エネルギーなどのハイテク分野でより多くの協力の成長ポイントを育むことで一致しました。（提供/CRI）