旅客28人を乗せた中国南方航空のCZ603便が16日午前、新疆ウイグル自治区ウルムチ地窩堡国際空港から香港に向かって飛び立った。南方航空が新疆ウイグル自治区と香港を結ぶ直行便を就航するのはこれが初めてとなる。この2カ所を結ぶ直行便を就航する航空会社はこれで2社目となった。

今回就航したウルムチー香港線は週2往復で、木曜日と日曜日のフライトを計画している。往路は北京時間午前10時5分にウルムチを出発し、午後3時25分に香港に到着する。復路は北京時間午後4時半に香港を出発し、午後10時15分にウルムチに到着する。所要時間は約5時間で、これにより旅客はより便利にウルムチと香港を行き来することが可能になった。

同路線は地域間の経済発展や文化観光交流の「空の懸け橋」となり、シルクロード経済ベルトの核心エリアと粤港澳大湾区（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、マカオ両特別行政区によって構成される都市クラスター）の連携がさらに緊密になると期待されている。（提供/人民網日本語版・編集/KN）