12日夜にいきなり配信に踏み切ったゴン・ジュン（龔俊）とディリラバ（迪麗熱巴）が共演する時代劇ドラマ「安楽伝」。配信スケジュール未定に対する不満や、CG効果、カメラワークに辛口コメントが寄せられたが、主役の演技やテンポの良いストーリー展開で徐々に評価が高まり始めている。

特に復讐（ふくしゅう）心を奥底に隠し、表向きは太子・韓燁（ゴン・ジュン）にグイグイ来る匪賊気性な任安楽（ディリラバ）と、ヒロインに押され気味だが芯の強い韓燁が押し引きを通して心を通じ合わせる流れが見どころになっている。

中でも視聴者の心をわしづかみしたワンシーンが、紆余（うよ）曲折を経て大理寺（刑罰・司法を管掌する官署）少卿の官職に就くことになった任安楽が、あらゆる機会を捉えては韓燁に猛アプローチし、偶然鼻キスをする場面。

エキゾチックな鼻高美人のディリラバと、鼻筋が通っているゴン・ジュンだけあって見せることができた名場面に、ファンからは「ゴン・ジュンとディリラバのように鼻が高くないとできない鼻キス」「偶然鼻でむつみ合う2人、新しいCP誕生の瞬間」「美男美女の押したり引いたりの日常が限りなく愛らしい」などの好意的な反応が見られた。（編集/RR）