四川省成都市で開催される第31回夏季FISUワールドユニバーシティゲームズ（以下、成都ユニバ）が近づきました。成都市では世界に「グリーン・低炭素」の新たな運営理念を伝えるべく、一般市民も大会専用会場も準備を整えました。

四川省成都市では16日、「成都ユニバ歓迎　生態健康ランニング」というイベントが行われ、市民代表やスポーツ愛好家が走ることで、間もなく開催される成都ユニバを歓迎しました。

成都大学体育館は成都ユニバ競技場の一つで、バレーボールの18試合が行われます。成都大学体育館は「節約された大会」の原則に基づいて、成都ユニバのグリーン開催の理念を実現するための改造が行われました。

成都大学バレーボール競技場の別館は、バレーボール試合のためのウォーミングアップやトレーニングのために使われます。別館は1階建てで、日光を館内に取り込むための600平方メートルのガラス製採光天窓が設けられました。屋内で自然の光源を利用することで、照明の使用を減らし、電気エネルギーを節約することができます。これらの改造により、成都大学バレーボール競技場は低炭素、省エネ、環境保護効果の最大化を実現しました。（提供/CRI）