「玲竜1号」の初の原子炉コアモジュール完成―中国

CRI online    2023年7月17日(月) 12時50分

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中国初の陸上商用小型モジュール原子炉「玲竜1号」のコアモジュールが出荷検査を完了し、14日に海南省昌江市に出荷されました。

中国初の陸上商用小型モジュール原子炉「玲竜1号」のコアモジュールが出荷検査を完了し、14日に海南省昌江市に出荷されました。

原子炉「玲竜1号」は「華竜1号」に続く中国独自のイノベーションによる重要な原子力発電の成果です。従来の原発技術とは異なり、小型化・モジュール化・一体化がその特徴であり、建造期間が短く、柔軟な配置が可能で、幅広い用途に対応するなど、多くの優位性を持っています。また、発電だけでなく、熱電併給、水力発電併給、都市エリアへの熱供給、海水淡水化など多用途への利用が可能です。

今回出荷された原子炉「玲竜1号」のコアモジュールは「玲竜1号」の「心臓」と「肺」に相当するものです。圧力容器と蒸気発生器の2つの重要設備が含まれており、原発の安全で安定した運転に対して極めて重要な役割を果たしています。これはまた、中国がモジュール式小型原子炉の技術革新と原発の主要技術と設備の国産化において「ゼロ」からのブレークスルーを実現したことを意味しています。

「玲竜1号」の発電出力は12.5万キロワット時で、完成後の年間発電量は10億キロワット時に達し、52万6000世帯の需要を満たし、同時に、88万トンの二酸化炭素排出量を削減できるということです。(提供/CRI

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