温室効果ガス排出のカバー規模が世界最大の炭素市場を構築―中国

人民網日本語版    2023年7月15日(土) 10時0分

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中国生態環境部の郭芳副部長は、「中国は温室効果ガス排出のカバー規模が世界最大の炭素市場を構築した」と述べた。資料写真。

中国生態環境部と陝西省政府が主催する「全国低炭素デー」メイン会場イベントが12日、陝西省西安市で行われた。生態環境部の郭芳(グオ・ファン)副部長は同イベントで、「中国は温室効果ガス排出のカバー規模が世界最大の炭素市場を構築した。6月30日現在の炭素排出権の取引量は累計2億3700万トン、取引額は累計109億1200万元(約2182億4000万円)で、炭素排出強度が大幅に下がった」と述べた。新華社が伝えた。

郭氏は、「中国は気候変動対応を非常に重視し、気候変動に積極的に対応する国家戦略を実施し、二酸化炭素排出量ピークアウト・カーボンニュートラルの「1+N」政策体制を構築した。構造調整を推進し、省エネ・炭素排出削減、炭素市場の構築・整備、森林カーボンシンクの増加などの一連の措置を講じた。気候変動への対応に積極的な進展を遂げており、炭素排出強度が大幅に下がった。中国の新エネルギー自動車生産・販売台数は8年連続で世界一となり、再生可能エネルギーの発展が急速で、風力・太陽光発電設備容量が世界一をキープした」と述べた。

郭氏はまた、「低炭素試行モデル事業および気候適応型都市テスト事業が持続的に推進されている。気候変動適応能力が持続的に強化され、社会全体のグリーン・低炭素の意識が持続的に高まっている。われわれは気候変動対応グローバルガバナンスに積極的に参加し、気候変動対応の南南協力を深めている。公平・合理的で、協力・ウィンウィンの気候変動対応グローバルガバナンス体制を構築するための知恵・力・中国発のソリューションを貢献する」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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