<期限切れ肉問題>罰金はスズメの涙?力不足の中国食品安全法―中国メディア

Record China    2014年7月28日(月) 8時10分

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26日、人民網は期限切れ肉問題に関する記事を掲載した。上海市食品薬品監督管理局も処罰の検討を開始しているが、中国の食品安全法の規定では実効力のある制裁は与えられないという。写真は中国のケンタッキー。

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2014年7月26日、人民網は期限切れ肉問題に関する記事を掲載した。

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上海福喜食品が期限切れの原料を利用して製造していた問題で、警察はすでに責任者や品質管理マネージャーなど5人を逮捕した。また上海市食品薬品監督管理局も処罰の検討を開始している。もっとも中国の食品安全法の規定では実効力のある制裁は与えられないという。

現在、パブリックコメントが募集中の食品安全法改定案は「史上最も厳格」と評されているが、期限切れ食品を提供した場合の罰金は製品価格の10〜20倍。多国籍企業にとっては蚊に刺された程度の金額でしかない。ただし悪質と認定された場合は営業許可を取り消される可能性もある。世論は天文学的な罰金など実効性のある制裁を求めている。

またもう一つ注目を集めているのが当局の検査に不備がなかったかについてだ。過去3年間、上海市当局は上海福喜を7回にわたり検査している。正しく検査していたのか当局に不正はなかったのか、市民は回答を待っている。(翻訳・編集/KT)

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