世界の人々はプーチン氏、ゼレンスキー氏、NATO首脳をどう評価しているのか―独メディア

Record China    2023年7月12日(水) 15時0分

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11日、ドイチェ・ヴェレは、ロシアのプーチン大統領に対する世界の評価が過去最低となったことが調査機関の報告によって明らかになったと報じた。

2023年7月11日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、「世界の人々はプーチン氏、ゼレンスキー氏、NATO首脳をどう評価しているのか」との記事を掲載した。

記事は、ピュー・リサーチ・センターが10日に発表した24カ国を対象とする調査の結果、「ロシアの指導者が国際問題で正しいことをしているとはほとんど信じられない」「信じられない」との回答が82%に達したと伝えた。

また、ドイツを含む9カ国の回答者では、プーチン大統領に対する信頼が過去最低となったと紹介。ロシアのウクライナ侵攻後、プーチン氏への信頼度は急落して過去最低を記録し、今年に入ってさらに低下したとしている。一方で、インドとインドネシアでは同氏への信頼度が過去最高となり、インドネシアでは19年の36%から43%と7ポイント上昇したと伝えた。

ウクライナのゼレンスキー大統領に対しては「回答者が複雑な感情を抱いている」とし、51%が信頼を寄せている一方、39%はほとんど、もしくは全く信頼を寄せていないと回答したことを紹介。ヨーロッパでは、オランダスウェーデン、イギリスで高い支持を得る一方で、ギリシャ、ハンガリー、イタリアでは支持が低いとした。

さらに、ゼレンスキー大統領への信頼はイデオロギーによってやや差があり、 米国を含む6カ国では左翼層の4分の3が信頼していると回答したのに対し、右翼層は50%程度にとどまったとした。一方でアルゼンチン、ギリシャ、韓国、スペインでは右翼層でもゼレンスキー大統領への信頼度が高い結果となったことを紹介している。

記事はこのほか、バイデン米大統領、マクロン仏大統領、ショルツ独首相に対する信頼度はおおむね50%前後とプーチン大統領に対する見方よりも肯定的だったとする一方、一部の北大西洋条約機構(NATO)加盟国ではこの1年でマクロン大統領への信頼が急落しており、カナダでは昨年の66%から50%と16ポイントも低下したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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