中国高速鉄道が時速453キロ、世界記録を更新―スペインメディア

Record China    2023年7月10日(月) 17時0分

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10日、環球時報は、中国の高速鉄道試験で時速453キロでの走行が行われ、世界最高速記録を更新したとするスペインメディアの報道を伝えた。

2023年7月10日、中国紙・環球時報は、中国の高速鉄道試験で時速453キロでの走行が行われ、世界最高速記録を更新したとするスペインメディアの報道を紹介した。

記事は、スペインメディアのエル・コンフィデンシアルが9日に報じた内容を引用。 中国が福厦高速鉄道の福清―泉州区間で行った最新の高速鉄道列車CR450の走行試験で、運転時速が453キロメートルに達し、高速鉄道の世界最速記録を更新したことを確認したと紹介。世界最高速を記録しただけでなく、2本の列車が双方向ですれ違った際の相対時速が891キロメートルに達したと伝えた。

また、試験では新しい技術が高速鉄道の電力消費を抑えるのに役立ったとし、中国のエンジニアが「高速鉄道のスピードを制限する大きな要因の一つが電力消費だった」とし、電力消費の抑制がさらなる高速化に大きく寄与したとの見方を示したことを紹介している。

そして、中国はすでにスペインの10倍に当たる総延長4万2000キロという世界最大の高速鉄道網を有していながら、さらに拡大を進めており、35年までに高速鉄道の営業距離を7万キロにまで増やす計画だと伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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