日本政府が外交文書86冊を一般公開、尖閣めぐる交渉など明らかに―英メディア

Record China    2014年7月27日(日) 10時43分

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24日、日本外務省は外交文書86冊を公開した。中国の国連代表権問題や尖閣諸島をめぐる台湾との交渉などが含まれている。資料写真。

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2014年7月24日、BBC中国語版サイトは記事「日本政府が外交文書を一般公開、尖閣諸島関連交渉の内幕明かす」を掲載した。

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日本外務省は24日、1960年代から70年代にかけての外交文書86冊を公開した。中国の国連代表権問題や尖閣諸島をめぐる台湾との交渉などが含まれている。

中国、台湾関連で注目されるのが1964年1月の大平正芳外相と米国務長官の会談だ。大平外相は、最も嫌いな共産主義国は旧ソ連だが中国はそれほどイヤではない、日米は将来的に共産党政権を承認しなければならなくなるだろうと発言していた。この発言から8年後の1972年に日中国交正常化が実現することになる。

また、尖閣諸島問題では1970年代初頭、日本は台湾側に日本人を挑発しないよう要求していた。その際のカードとして持ち出されたのが国連代表権問題。中華民国(台湾)と中華人民共和国(中国本土)のどちらが代表権を持つかという争いで日本側は台湾を支援すると約束した。台湾側も日本の支持に感謝し、尖閣問題をなるべく沈静化させると答えている。(翻訳・編集/KT)

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