侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館（南京大虐殺紀念館）で7日、全民族抗日戦争勃発86周年紀念式典が開催されました。式典には南京市在住の青少年や生存者の子孫の代表が参加しました。

南京大虐殺紀念館の公祭広場では、南京市の学生代表が戦争についての詩を朗読しました。続いて紀念館の儀典員4人が、中国人民抗日戦争の勝利のために命を捧げた革命烈士や民族の英雄、日本の侵略者に殺されたすべての同胞、南京大虐殺の遇難同胞に献花しました。

南京大虐殺生存者の子孫の代表である馬雯倩さんは「このような式典を行ったのは、殺された先祖を偲び、歴史を心に刻み、平和を大切にするためだ。南京大虐殺の生存者の子孫として、微力だが、自分の力を捧げ、より多くの若者や後輩、同世代にこの歴史を理解してもらい、平和を伝え、歴史の悲劇が二度と繰り返されないようにしたい」と語りました。（提供/CRI）