日本の学者「放射能汚染水の海洋放出計画は間違っている」―中国メディア

CRI online    2023年7月6日(木) 10時10分

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日本政府と東京電力による放射能汚染水の海洋放出計画に対し、日本国内からも反対の声が上がっています。

日本政府と東京電力による放射能汚染水の海洋放出計画に対し、日本国内からも反対の声が上がっています。

福島大学農学群食農学類の林薫平准教授はこのほど、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)のインタビューに応じ、日本政府が今夏予定している福島第一原発の放射能汚染水海洋放出計画は間違っているとの認識を示し、政府がこの決定を撤回することを望むとの考えを示しました。

林准教授は、汚染水を海に放出した後に問題が起きた場合にどう解決するのかや日本の沿岸はどうなるのかといった問題に関して、議論や評価が全くなされておらず、極めて無責任だと指摘しました。

林准教授は、海洋放出計画について、まず科学的な評価を行った上で幅広い議論を行うのが正しい進め方であるのに対し、日本政府と東電があらかじめ海洋放出の方針と時期を決めておいて、その時期に合わせて科学的評価を行うのは本末転倒で、そうしたいい加減なやり方に日本の漁業関係者や福島周辺の住民は困惑していると述べました。(提供/CRI

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