中国のネット上にこのほど、旅行で日本を訪れた中国人による旅日記が掲載された。以下はその概要。

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前回日本を訪れてからもう3年がたった。再び国境を越えるならと真っ先に選んだのは交通が便利な日本。5年の往復ビザは使わなければ期限が切れるので、2019年に一度手続きをしに行ったが、結局その後はなくなってしまった。現在、直行便は東京と大阪だけだが、やはり大阪だろう。友達とも意見が合い、すぐに大阪に向かった。

朝、以前私が行った、おじさんが営む喫茶店に友達を連れて行ったが、すでに店はなくなっていて、改めて店を開拓するしかなかった。日本のカフェは大体おいしいので、“地雷”を踏むようなことは基本なかった。コーヒーを飲み終わり、カスタムスニーカーを買いに行ったが、店はまだ開いていなかった。新型コロナウイルス流行前は午前10時に開いていたが、11時の開店になったらしい。

白浜駅にて。ここはパンダ天国なのだろうか。パンダの絵がこんなにもたくさんあり、通り過ぎる電車にまで動物の絵柄。日本は本当にこんなかわいいデザインの交通機関が多い。私たちが泊まったのは、友達が以前に泊まり、強くお薦めしていた温泉ホテル。なんといっても太平洋を見下ろせる露天風呂がポイントだ。

ここのバススクラブはとても使いやすく、身体を洗い流した後に擦り込み、マッサージをして洗い流すと、肌がとてもすべすべになった。本当は買って帰りたいくらいだが、荷物が重くなってしまうのも面倒だ。温泉を後に更衣室に行くと、余りのバスタオルはなく、ウォーターサーバーもないため、着替えて外の休憩所に行って水を飲む必要があった。友達は牛乳もあったと言っていたが、今ではそれもなくなったようだ。

本当は休憩所でビールを飲みたかったが、6時頃にはビールサーバーが片づけられてしまい、温泉後の一杯が飲めなくてとても残念だった。それにホテルを出る際、道の反対側の車に荷物を載せるのを手伝ってくれる人もいなくて、思わずツッコミを入れたくなった。自然の美しさ、温泉、おいしい料理以外に、日本的なサービスはほとんど受けることができなかった。コストを節約するためにサービスを減らしたところが多いようだが、日本的なサービスの縮小はしてほしくなかった。

新型コロナウイルスが流行して3年、さまざまな国で活気が回復するのには長い時間がかかりそうだ。（翻訳・編集/柳朱音）