中国の習近平国家主席は4日午後、北京で上海協力機構（SCO）メンバー国首脳理事会第23回会議にビデオ方式で出席し、重要な演説を行いました。

習主席は演説の中で、「われわれは戦略的意思疎通と協力を強化し、互いの核心的利益と重大な関心事を適切に尊重し、この地域全体に関わる長期的利益に基づいて自主的に対外政策を策定し、自国の発展と進歩の行く末と運命をしっかりと自らの手に握らなければならない」と述べました。

習主席はまた、「この地域にある国々が一致して追求するものは公平と公正である。われわれは国連を中核とする国際体制および国際法を基礎とする国際秩序を断固として擁護し、覇権主義と強権政治に反対し、グローバルガバナンスのより公正かつ合理的な方向への発展を推進しなければならない」と指摘しました。

習主席はさらに「今回の会議では、イランをメンバー国として受け入れるほか、ベラルーシの上海協力機構への加盟義務に関する覚書に署名する」と述べました。（提供/CRI）