バルバドスのモトリー首相はこのほど、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）の取材に応じた際に、「中国の民衆保護の取り組みは非常に優れている」などと述べ、各分野で中国との協力を強化することに期待を示しました。

モトリー首相は、「中国の成長は引き続き世界に動力を提供していく。中国とその貿易相手国の人々が引き続きこの急速な発展がもたらしたチャンスを共有することを望む」と述べ、「今日の世界は気候変動への対処など多くの課題に直面している。（カリブ海にある島国として）われわれの第一の責務は国民を守ることだ。中国は国民を守ることを、よくやっている」との見方を示しました。

モトリー首相は、習近平国家主席が提起した人類運命共同体の理念やグローバル発展イニシアチブ、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブについて、いずれも相互尊重と運命を共にするという重要な原則の具体化だとの考えを示し、「一帯一路」建設に引き続き積極的に参与する姿勢を表明しました。

モトリー首相はさらに、「両国の実務協力はここ数年、拡大し続けている。経済貿易、農業、エネルギーなどで幅広い協力が展開されており、実り多い成果を収めている」と指摘して、今後の両国関係について「友好関系を引き続き深め、協力分野を拡大して、両国の国民に恩恵をもたらしたい」と、より緊密な運命共同体の構築に期待を表しました。（提供/CRI）