「病院の医師が売春に加担している」、実習生がネットでデマ流し行政処分―中国

Record China    2023年7月2日(日) 19時0分

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30日、新浪新聞は、上海市にある病院の医師が売春に加担したとの虚偽情報を流したとして、同じ病院の実習生が摘発されたと報じた。写真は上海市の仁済医院。

2023年6月30日、新浪新聞は、上海市にある病院の医師が売春に加担したとの虚偽情報を流したとして、同じ病院の実習生が摘発されたと報じた。

記事は、中国のネット上で先日、上海交通大学医学院付属仁済医院で勤務する外科医が売春に加担しており、ある診療科では組織的な売春活動が行われているとの情報が書き込まれたと紹介した。

そして、この書き込みについて同市衛生健康委員会、同医院がいずれも「確認の結果、書き込みの内容は完全に事実と異なる」と発表し、病院が「スタッフの心身の健康、そして病院のイメージに重大な影響を与えた」として警察に通報するとともに、虚偽情報を流した人物について「法的手段を通じて相応の責任を追求する」との姿勢を示したと伝えた。

その上で、調査の結果、同医院の実習生である27歳の男が現地時間6月21日午後7時ごろに虚偽情報をSNSのコミュニティ内に書き込み、書き込みを見た他のユーザーによって拡散したことが明らかになったと紹介。最初に書き込んだ実習生の男はすでに同市浦東地域の警察当局に身柄を拘束され、行政処分を受けたとしている。

仁済医院

この件について、中国のネットユーザーは「これ、本当にこんな情報を拡散させたのならば、処分が軽すぎないか?当事者や病院が受ける影響や損害はものすごく大きいと思うが」「こういうデマを流すのって、本当にくだらない」「デマを拡散させた人物もその寄与度に合わせて罰するべき」「こんなバカみたいなことで医師としてのキャリアを棒に振るなんて」「こんな人間が医者にならなくてよかった」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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