中国の食堂の料理からネズミの頭、6月に入って2回目―独メディア

Record China    2023年6月29日(木) 18時0分

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28日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国国内で1カ月の内に2度食堂の料理からネズミの頭が見つかるトラブルが起きたと報じた。

2023年6月28日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国国内で1カ月の内に2度食堂の料理からネズミの頭が見つかるトラブルが起きたと報じた。

記事は、中国政府系メディアが27日、重慶市秀山県の食堂の弁当からネズミの頭部が発見されたと報じたことを紹介。ネットに投稿された動画によると、地元の名物料理であるこんにゃくとアヒル肉の煮物にネズミの頭部が入っていたと伝えた。

また、料理からネズミの頭が見つかったのは現地の中医病院の食堂で、この病院が料理について「行政のオンライン入札システムによる第三者のケータリング業者から供給されたもの」とし、過去にこのようなことはなかったとコメントしたことを紹介している。

その上で、中国国内にある食堂の料理からネズミの頭が出てきた問題は今月に入って2回目だと指摘。今月初め、江西省南昌市にある江西工業職業技術学院の学生が食堂でネズミの頭と思われるものを食べている映像がインターネット上で公開されて物議を醸し、現地の市場監督当局が「現地調査により、ネズミの頭ではなく、アヒルの首と確認した」と発表するも、6月17日に省レベルの合同調査チームが「ネズミなどのげっ歯類動物の頭」と発表したと伝えた。

記事は、同じ月に2つの「ネズミの頭混入事件」が起きたことに対し、中国のSNS上では食品の安全性に対する懸念の声が出ていると紹介。あるネットユーザーが「これからは食堂にカメラを設置し、監視カメラの映像を流すべきだ」と提言したことを伝えた。 .

中国国家市場監督管理総局によると、中国では昨年1年間で全国で51万8600件の食品安全に関する違法行為が摘発されたという。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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