作品のヒットによって続編が期待される中国ドラマの中から、特に今後の動きが注目されるドラマ6選を香港メディアが報じている。

チャン・ルオユン（張若昀）が主演した2019年のヒット作「慶余年～麒麟児、現る～」の続編は、制作が明らかになってから約3年を経て、今年5月に満を持してクランクインを発表。最も期待される続編として6選の筆頭に挙がっているが、チャン・ルオユン主演作では、昨年放送・配信された現代ドラマ「警察栄耀」の続編も同時に選ばれている。

「慶余年」にも出演しているグオ・チーリン（郭麒麟）、ソン・イー（宋軼）主演の「贅婿～ムコ殿は天才策士～」も、すでに続編の制作が決定している。ヒロインはソン・イーに替えてジン・チェン（金晨）の起用を一部メディアが過去に報じており、今後の動きが注目される。

20年にヒットし、チャオ・ルースー（趙露思）のブレーク作となった時代劇ドラマ「花の都に虎われて～The Romance of Tiger and Rose～」も続編が待たれる一作。すでにクランクアップしている作品では、チャン・シンチョン（張新成）とチョウ・ドンユィ（周冬雨）が主演した19年のドラマ「大宋少年志」の続編があり、芒果TV（マンゴーTV）で配信を予定している。

神仙ファンタジー人気の火付け役となった17年のメガヒット作「永遠の桃花～三生三世～」、20年の「夢幻の桃花～三生三世枕上書～」に続き、前2作ではサブキャラだった成玉元君と連宋が主人公の「三生三世步生蓮」も続編が期待される一作。こちらは以前、ゴン・ジュン（龔俊）、チャオ・ルースーの起用がうわさされたものの、今のところ詳細は明らかになっていない。（Mathilda）