111回めった刺し…韓国の同い年女性殺害・死体遺棄事件、残忍な犯行明らかに=ネットに怒りの声

Record Korea    2023年6月28日(水) 15時0分

拡大

27日、韓国メディア・毎日経済によると、同い年の女性を殺害し遺体を損壊・遺棄したとして起訴されたチョン被告が被害者をどのように殺害したかが報じられ、韓国社会にショックが広がっている。写真は釜山駅。

2023年6月27日、韓国メディア・毎日経済によると、家庭教師マッチングアプリで知り合った同い年の女性を殺害し遺体を損壊・遺棄したとして起訴されたチョン・ユジョン被告(23)が被害者をどのように殺害したかが報じられ、韓国社会にショックが広がっている。

記事によると、チョン被告は犯行当時、被害者を凶器で111回刺していた。無抵抗の状態で手のひらを刃物の先で刺した痕跡も確認されている。遺体の指紋鑑定を逃れようと遺体の一部を切るなどしていたことも分かった。チョン被告は検察の調べに対し、「確かに被害者を殺したのに、生き返って自分に話しかけてきた」「自分の精神鑑定をしてほしい」と求めたという。これについて、犯罪心理学者らは、「心神耗弱」判定を狙った供述の可能性が高いと分析しているという。

また、犯行前に「尊属殺人」などの言葉をネットで検索していた他、犯行3日前に父親と2時間にわたり電話で話し、これまでの不満を訴え「自分が大きなことをやればお父さんは苦しむだろう。大きなことをやって私も死ぬ」と犯行を予告していたとも伝えられた。これに関しては、検察に「父の再婚で裏切りを感じた」「合わない祖父とずっと暮らさなければいけなくなり挫折した」などと供述していたという。検察の心理分析の結果、「チョン被告は愛情を渇望していた父親に苦痛を与えるために第三者に危害を加えようとしたとみられる」との意見も出たという。


検察はチョン被告を殺人、遺体損壊、遺体遺棄、窃盗などの罪で21日に起訴した。検察関係者は「不遇な成長過程、家族との不和、大学進学と就職の失敗など、幼い頃から積み重なった怒りを表出する対象を必要としていた。サイコパス的性格が犯行に影響したと判断される」と話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「父親を苦しめるために無関係の市民を殺害したなんて」「最初に刺してから10分ほどで被害者は死んだそうなのに、それから100回以上もめった刺しにする理由がこれ?手のひらを指したのは死んだか確認するためか?」「精神的に問題があるという判定を受けて減刑してもらおうという魂胆だろう」「演技に決まってる」「こういうサイコパスは世の中にかなりいそう。それがまた怖い」など、怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携