外国人も不思議がる「Korean Age」がついに廃止=韓国ネット「不便」「けんかが増えそう」

Record Korea    2023年6月28日(水) 11時0分

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27日、韓国・MBCは「28日から満年齢統一法が施行される」と伝えた。写真は韓国・ソウル。

2023年6月27日、韓国・MBCは「28日から満年齢統一法が施行される」と伝えた。韓国では民法上の公式年齢は「満年齢」だが、日常生活では生まれた年を1歳とする「数え年」が用いられており、さまざまな混乱があったが、28日からは法的年齢だけでなく社会的年齢も「満年齢」を適用する。

記事は「数え年は東アジア諸国で使われてきたが、現在は韓国だけに残る慣習だ」「外国では不思議に思われていた『Korean Age』が歴史の中に姿を消す」と伝えている。1988年11月生まれの記者を例に挙げ、「2023年の誕生日前までは34歳、誕生日が来れば35歳となる。韓国年齢では2023年を迎えた時点で36歳だったが、1歳または2歳若くなることになる」と説明している。

ただ、「韓国年齢は制度的には消えるが、市民生活では従来の年齢を基盤とした呼称関係が維持されるだけに、簡単に消えることはないだろう」としている。

また、小学校就学、兵役義務年齢、公務員試験応募年齢については、1年単位で運営する必要があるため満年齢を適用しない。青少年保護法上、たばこや酒類を購入できる年齢も満年齢を適用しないという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「年齢が上か下かにこだわる韓国だけに、けんかが増えそうだ」「何年何月生まれ?と聞くようにしないと」「敬語、タメぐちが存在する限り、韓国式年齢を使うべきじゃないか」「わざわざこんなふうに変えるほうが不便な気がする」「そのうち旧暦も廃止して、秋夕(チュソク)もソルラル(旧正月)も変えてしまいそう」「韓国式年齢は対峙の段階で人格を認め胎教を重視するすばらしい伝統であり文化なのに、廃止する必要がある?」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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