秦剛国務委員兼外交部長は25日、北京でスリランカのサブリー外相と会談しました。

秦国務委員は席上、「双方は両国首脳の合意をしっかりと実行に移し、緊密なハイレベル交流を行い、人的・文化交流を拡大し、質の高い『一帯一路』共同構築がより多くの成果を遂げるよう推進していかなければならない」と述べたうえで、中国は今後も引き続き、スリランカの経済と社会の発展及び国民生活の改善にできる限りの援助を提供していく姿勢を示しました。

サブリー外相は、中国のスリランカの債務問題への対応や一時的な困難の克服への支援に感謝の意を示したうえで、「スリランカは引き続き一つの中国の政策を堅持し、『一帯一路』関連プロジェクトをしっかりと建設し、多国間協力を緊密にし、両国関係がより大きな発展を遂げるよう推進していきたい」と述べました。

双方はまた、共に関心を寄せる国際問題と地域問題について意見を交換しました。秦国務委員は、「複雑かつ激動する情勢に直面して、中国は習近平国家主席が打ち出した一連のグローバルイニシアチブを指針として、全人類の進歩という事業に目を向け、各国と仲良く付き合い、互いに学び合い、共に成長し、地域と世界の平和、安定、繁栄を共に擁護し、手を携えて人類運命共同体を構築していく」と強調しました。（提供/CRI）