CRI online 2023年6月24日(土) 16時10分
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マレーシアのアンワル首相は3月29日から4日間にわたり中国を訪問しました。
マレーシアのアンワル首相は3月29日から4日間にわたり中国を訪問しました。中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューに応えたアンワル首相は、就任後初の訪中について、「習近平主席が私たちを非常に尊重してくれたことに感銘を受けた」と語りました。
アンワル首相は、習近平主席との会見は通常の会談で扱われる貿易や投資の分野を超えた内容だったとして、「われわれはさらに多くのテーマについて話し合った。例えば、貧困削減について中国の経験を共有したいと話したところ、習主席は喜んで協力すると言ってくれた。習主席がわれわれを非常に尊重してくれていると感じ、感銘を受けた」と述べました。
今年は「一帯一路」イニシアチブ提唱から10周年です。これについてアンワル首相は「マレーシアはイニシアチブに最初に応じた国の一つであり、その共同建設の過程で大きな成果を収めてきた。これまでの成果を基礎として、習主席と共に、発展を新たな段階へ引きあげることで合意した」と述べました。また、この数十年間の両国関係について、「中国はマレーシアの重要な隣国であり、常に率直で協力的であり、これまで積極的なコミュニケーションを行ってきた。南海問題など、いくつかの議論があるテーマについても、中国は威圧的な態度や傲慢で厳しい態度を取ったことはない」と示し、「マレーシアは独立自主の政策を追求している。そのために最も有益な方法は、近隣諸国と良好な関係を維持することだ」と強調しました。
また、東南アジア諸国連合(ASEAN)については、「ASEANは設立当初から、独立と中立を主張しており、今もこの立場を貫いている」として、「われわれは情勢の悪化や軍事衝突の発生を望まず、いかなる挑発行為も望まず、『一つの中国』の立場を堅持していく」との姿勢を示しました。(提供/CRI)
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