中国の李強総理はパリ市内で現地時間22日午後、パキスタンのシャリフ首相と会談しました。

李総理は、「中国とパキスタンは一貫して誠実に接し合い、互いに信頼し合い、苦難を共にしてきた。中国はパキスタンが国家主権、民族独立、領土の完全性を守ることを引き続き断固支持し、パキスタンが自国の国情に適した発展の道を歩むことを支持し、パキスタンの安定、発展、繁栄を支持する」と表明しました。

李総理はまた、「今年は習近平国家主席が『一带一路』イニシアチブを提起した10周年であり、中国・パキスタン経済回廊が始動した10周年でもある。中国はパキスタンと『一帯一路』共同建設の協力を引き続き強化し、中国・パキスタン経済回廊という重要プロジェクトの建設に共にしっかりと取り組み、回廊の質の高い発展を推進し、両国の経済と社会の発展をよりよく支えていきたい」と述べました。

これに対してシャリフ首相は、「両国の友情は確固不抜だ。両国の友情を深めることは朝野各界の共通認識だ。パキスタンは一つの中国の原則を厳守し、中国が国家主権と領土の完全性を守ることを断固支持し、中国と手を携えて中国・パキスタン経済回廊の質の高い発展を推進し、各分野の互恵協力を強化することを望む」と述べました。（提供/CRI）