日本での写真をアップした香港女性歌手に批判、何がまずかった?―香港メディア

Record China    2023年6月24日(土) 13時0分

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香港人女性歌手が日本で撮影した写真をSNSにアップしたところ批判を浴び、削除する騒動があった。

香港人女性歌手が日本で撮影した写真をSNSにアップしたところ批判を浴び、削除する騒動があった。香港メディアの香港01が23日付で伝えた。

記事によると、香港の歌手でタレントの譚嘉儀はこのほど、自身のSNSに日本の電車内で撮影した写真を投稿。しかし、周囲の乗客の顔が写り込んでいたことから、日本では他人の顔が写ったままの写真をアップするのはタブーだとの批判が寄せられた。譚嘉儀はこれを受けすぐに写真を削除、加工を施した上で再度アップした。

香港では日本に比べて周囲の人のプライバシーへの配慮が甘いようで、先日にも香港のタレントとYouTuberが日本で撮影した動画の中で通行人など周囲の人を無遠慮に撮影する様子が見られた。

記事は、「よその場所を旅行する際にはその土地のルールを守ることが大切。日本は礼儀の国と言われており、事前にマナーやタブーをよく理解して失礼のないようにしなければならない」とした上で、日本でのタブーを5つ紹介した。

1つ目は見知らぬ人をむやみに撮影しないこと。記事は「旅行ではあれこれ撮影したくなるが、日本人はプライバシーを重視するため、撮影の際は周囲の人が写り込まないように注意しよう」とし、もし写り込んだ写真をアップしたい場合はスタンプなどで顔が分からないようにすべきだとした。

2つ目はプリンセスのコスプレをしてディズニーランドに入園しないこと。記事は「日本旅行で東京ディズニーランドを訪れる人も多く、中にはプリンセスにコスプレをしたい女性もいる。だが、公式ガイドラインではキャラクターのコスプレをして入園できるのは小学生以下の子どもだけと定められている」と説明した。

3つ目は神社を真正面から撮影してはいけないこと。記事は「伝統的で特色のある建築物を目にすると写真に収めたくなるもの。しかし、神社を真正面から撮影するのはタブーとされており、必ず横や斜めの角度から撮影しよう」と呼び掛けた。神社では正中(参道の真ん中)からの撮影は神様に正面からカメラを向ける行為で失礼とされている。

4つ目は温泉で撮影してはいけないこと。記事は「日本では裸で入浴するのが一般的であるため、浴場に携帯電話やカメラを持ち込むのは厳禁。自撮りだけだとしても他人が写り込んでしまう可能性があり、問題になる恐れがある」と注意喚起した。

5つ目は食事の際に撮影に夢中になり過ぎないこと。記事は「旅行では毎食、カメラで撮影する人もいるが、撮影する際には店の許可を取ること。そして、撮影に夢中になって料理の食べごろを逃さないようにすること」と提言。「特に(すしなどの)『おまかせ』を食べる時には、できるだけ早く撮影を済ませてすぐに食べるようにし、料理人や食材への尊重を示そう」と呼び掛けた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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