中国・四川省成都市の上空に22日夜、未確認の物体が出現したことについて、専門家は「おそらく火球だ」との見方を示した。

同日夜、市内上空で光る物体が横切るように動くのを多くの人が目撃、ネット上にはその様子を撮影した動画があふれた。中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では翌23日午前、「成都のUFO」がトレンド1位になるほど注目を集めた。

一方で、中国メディアの紅星新聞によると、四川省天文化学普及学会副会長の曽陽（ツォン・ヤン）氏は「おそらく火球」との見方を示し、「火球は大気圏に突入した小天体。体積が大きく速度が速いと放つ光も相対的に強くなる。一般的な流れ星よりもやや大きいもの」と説明。成都市では条件が良い場所ならほぼ毎日のように見られるという。

ネットユーザーからは「UFOなんてデマ言っちゃって」「UFOはもっと不規則に飛ぶ。これはどう見ても流れ星」「まあUFOって宇宙船のことじゃなくて未確認の飛行物体のことだからね」「家族が健康で幸せに過ごせますように…」「火球は私のゆがんだ願いをかなえてくれるかしら」「あ～あ、宇宙人が侵略に来ないかな。そしたらローン払わずに済むのに」といったコメントが書き込まれている。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) June 23, 2023