31人死亡の爆発事故、串焼き店の安全性めぐり中国で議論―独メディア

Record China    2023年6月23日(金) 12時0分

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22日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国寧夏回族自治区銀川市にある串焼き店での爆発事故により、串焼き店の安全性をめぐる議論が巻き起こったと報じた。

2023年6月22日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国寧夏回族自治区銀川市にある串焼き店での爆発事故により、串焼き店の安全性をめぐる議論が巻き起こったと報じた。

記事は、銀川市で21日夜に串焼き店の液化石油ガス(LPG)ボンベが爆発し、31人が死亡したと紹介。新華社によると、死傷者の数ではここ数年の中国で最悪の飲食店における爆発事故となったと伝えた。

そして、爆発事故について同市旧市街の中心地であり、毎日多くの人が行き交う通りの店で発生した上、発生時間も端午節前夜の現地時間21日午後8時ごろで、まさに飲食店の営業がピークを迎える時間帯だったと説明。また、爆発の約1時間前にこの店のスタッフがガスの臭いを感知し、LPGボンベのバルブが壊れていることを発見、バルブの交換作業をしている最中に爆発が発生したと紹介している。

記事は、中国で「ゼロコロナ」政策の終了、防疫規制の解除以降、串焼き業界が活況を呈しているとした上で、今回の爆発事故によって中国のソーシャルメディア(SNS)上では串焼き店の安全性をめぐる議論が巻き起こったとする英ロイターの報道を紹介。中国版ツイッター・微博では、多くの人が全国の串焼き店の営業停止を求めていると伝えた。

また、自身も串焼き店を経営しているというネットユーザーが「私の家の前にも夜市があり、何か焦げ臭いにおいがするたびに、すぐにチェックしている。 最近、自分の店にはガス漏れ警報器を取り付けたが、外の屋台もみんなLPGボンベを使っているので、本当に怖い。1人1人が用心してほしい」と語ったことを伝えている。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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