中国・在大阪総領事館が組織した新疆訪問団現地入り、自由にライブ配信も

Record China    2023年6月24日(土) 6時0分

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中国の在大阪総領事館が組織した新疆ウイグル自治区訪問団の日本人一行20人が現地入りした。情報発信も異例で訪問団のメンバーが個人メディアで各種のイベントを自由にライブ配信する。

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中国の在大阪総領事館が組織した新疆ウイグル自治区訪問団の日本人一行20人が19日、ウルムチ入りした。27日まで8泊9日の日程で各地を回る。「一部の勢力が色眼鏡で誤った情報を流している現地を知ってもらおう」との狙いで、情報発信も異例。訪問団のメンバーが個人メディアで各種のイベントを自由にライブ配信する。

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在大阪総領事館のホームページによると、今回のツアーが2021年12月に募集。締め切りまでの1カ月に1028人から応募があった。長引くコロナ禍で延び延びになっていたが、ようやく実現にこぎ着けた。参加費用は自己負担。中国の駐外大使館・領事館が企画した各国市民の新疆訪問は初めてという。

一行はウルムチのほか、トルファン、コルラ、クチャ、カシュガルなどを訪問。新疆の南北を渡り、美しい新疆の風土と人情、独特な民族文化を深く体験する。

中国網によると、薛剣駐大阪総領事は共産党機関紙・人民日報系の環球時報の取材に「今回の新疆ツアーは内容が豊富で充実している」と強調。「一部の日程は想像をはるかに上回る。例えばトルファンではウイグル族の家庭を訪問し、現地人と共に昼食を取る。新疆少数民族の日常生活を近距離で体験する」と説明した

さらに「現地のウイグル族の小学校を訪問する機会があり、子供たちの天真らんまんな笑顔を通じ現地の人民生活が幸福で満ち足りていることを直観的に感じる」と指摘。「アクスでは広々とした綿花畑を見ることができる。綿花紡績工場を見学することで、西側のいわゆる『強制労働』という根も葉もない話を一蹴する」とも述べた。

現地からの情報発信も特に制約はないとされ、主に新疆訪問団のメンバーが個人メディアでイベントの全過程をライブ配信する。同行できない多くの日本人も彼らのカメラによって新疆訪問の状況をリアルタイムで理解し、真実の立体的な美しい新疆を見ることができる。

薛総領事は新疆訪問団のメンバーが個人メディアで投稿した内容が疑問視され、攻撃される懸念についても言及。「確かに懸念はあるが、こうするのは中国にその自信、底力があるからだ。これは中国国内の平和と安定の素晴らしい局面、多くの中国人民の調和的で安定した美しい生活、日本の多くの市民の事実と正義を前にしての良識から得られる」と訴えた。(編集/日向)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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