年間5億羽分のウサギの頭部を食べる中国人、1億羽分は外国からの輸入に頼る―中国紙

Record China    2014年7月25日(金) 6時10分

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23日、中国人は年間5億羽分のウサギの頭部を食べるが、そのうちの2割にあたる1億羽分を外国からの輸入に頼っている。

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2014年7月23日、中国紙・華西都市報によると、中国人は1年間で約5億羽分のウサギの頭部を食べるが、そのうちの2割にあたる1億羽分を外国からの輸入に頼っている。

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最近、独紙が「欧米人が捨てている食材が中国人のごちそうになる」と題し、ウサギの頭部やニワトリの足などが欧州各国の養殖工場から中国に向けて大量に輸出されていると報じた。中国のウサギ養殖業界のデータでは、世界のウサギ肉年間生産量は200万トンだが、30%の60万トンは中国で生産されている。

ウサギの頭部を好んで食べるのは四川省に多く、ウサギ肉消費量は中国全体の70%を占め、42万トンだ。1羽あたりの重さは平均約200gであるため、四川省の人々だけでも年間2億羽のウサギが食べられていることになる。中国全体では毎年平均5億羽のウサギが消費されている。最近では四川省だけでなく、北京や陝西省、河北省、江蘇省、一部の南部都市でも、ウサギの頭部を食べることが若者の間で流行している。

仏税関データによると、昨年1年間にフランスから中国・香港に向けて輸出されたウサギの頭部は74トンだったが、12年はわずか4トンだった。中国本土への輸出額は16万8000ユーロ(約2300万円)から44万3000円ユーロ(約6050万円)に増加している。(翻訳・編集/本郷)

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