同姓の客が同じ搭乗券で保安検査通過、航空会社と空港が謝罪―広東省広州市

Record China    2023年6月22日(木) 0時0分

拡大

19日、香港メディア・香港01は、広東省広州市の空港で、2人の乗客が全く同じ搭乗券で保安検査を通過し、搭乗してしまうトラブルが発生したと報じた。

2023年6月19日、香港メディア・香港01は、広東省広州市の空港で、2人の乗客が全く同じ搭乗券で保安検査を通過し、搭乗してしまうトラブルが発生したと報じた。

記事によると、中国の自動車評論家、譚勁棠(タン・ジンタン)さんが先日SNS上で、12日に広州白雲空港で中国南方航空上海行き3539便に搭乗し、所定の座席に着こうとした際、すでに別の乗客が座っており、しかもこの乗客が譚さん名義の搭乗券を所持していたと書き込んだ。

譚さんによると、別の乗客Aさんも名字が「譚」でイニシャルも同じく「TJ」だったという。2人はいずれも事前にオンラインチェックインを済ませていたが、Aさんはその後さらに有人カウンターで紙の搭乗券を発行していた。その際、係員が氏名の英字表記を一部だけ確認してAさんが「譚勁棠」であると誤認し、譚勁棠さん名義の搭乗券をAさんに渡してしまったという。

また、紙の搭乗券で保安検査を受ける際には身分証との照合が必要になるが、ここでも保安検査員が身分証と搭乗券の氏名や顔写真を十分に確認しなかった。もともとAさんも同じ便を予約し、チェックインを済ませていたことから、検査員も異常に気づかなかったようだ。

トラブル発生後、譚さんは広州白雲空港と中国南方航空に問題を報告。中国南方航空は対応したカウンター係員を処罰するとともに、作業の流れを改善し、チェックを強化する体制を取ると回答し、広州白雲空港もオンライン搭乗券と紙の搭乗券のマッチングについてしっかり処理を行うとともに、保安検査の手順を最適化する姿勢を示したという。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携