【CRI時評】「メッシブーム」で世界は愛すべき現実の中国を見た

CRI online    2023年6月19日(月) 16時50分

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アルゼンチン男子サッカーチームの5日間の北京訪問を振り返れば、最も注目された瞬間は15日夜の北京工人体育場で行われたオーストラリアとの親善試合だった。

アルゼンチン男子サッカーチームの5日間の北京訪問を振り返れば、最も注目された瞬間は15日夜の北京工人体育場で行われたオーストラリアとの親善試合だった。多くの海外メディアは、会場の観客席では背番号10をつけたアルゼンチンのユニフォームを身に着けた多くの中国人サポーターが、リオネル・メッシの名を叫ぶ「青と白の海」と化したことに注目した。一方で、アルゼンチンチームが着用したユニフォームに選手名が中国語で書かれていたことで、中国のサッカーファンは親しみを感じた。この試合がメッシとアルゼンチンチームの「ホームグラウンド」になったと評する海外メディアもあった。

中国では若者だけでなく、多くの高齢者もメッシのファンだ。試合後には、親子3代の観客が次々にスタジアムから出てきたが、顔に絵を描くなどで「非常に興奮した」様子を見せる人もいた。一人ひとりの中国人サッカーファンの物語は、中国人のサッカーとスポーツに対する愛情、中国人の開放性、情熱、フレンドリーさ、現代中国の生気と活力を世界に見せた。このことはまた、西側メディアが作り上げてきたステレオタイプの中国の印象を改めて転換させた。

多くの西側メディアの関連報道は、無知や根強い偏見のために歪められ変形されており、多くの西洋人の認識を誤らせている。西洋のソーシャルメディアではよく、とんでもない質問が見られる。例えば「中国人はクレジットカードを知っているのか」、「中国人はだれもが口数が少ないのか」、「中国人ならばカンフーができるのか」、「中国人は卓球しかできないのではないか」などだ。

中国人とはどのような人なのか。中国とはどんな場所なのか。「百聞は一見にしかず」だ。コロンビア出身の若者であるジョナサンさんは2021年、中国で3年以上にわたって見聞きしたことを中国国外に向けて語った。例えば、海外メディアが「中国の技術は盗作に頼っている」と主張しているのに、なぜ北京の中関村や深センの科学技術パークは、日々急速に発展しているのかという問題についてだ。また、モバイル決済や宇宙開発、高速鉄道、インフラ建設は、いずれも目新しさと衝撃の度合いを増していると指摘した。ジョナサンさんは、「中国に来てみて気づいたのは、外国メディアの宣伝する中国と、現在の本当の中国は、少なくとも20年は違っていた」と指摘した。

同じく中国に長年滞在しているスペイン人作家のフリオ・セバジョス氏は、西洋人は中国に行ってよく見るべきと論じ、「現地に足を踏み入れて一次情報を得ることが、中国に対する血の通った見方を形成する助けになる」と主張している。米国の著名な経済学教授であるリチャード・ウルフ氏も、中国を「悪魔化」する思想は是正されるべきと指摘し、「中国と米国は情報や商品、科学技術で交流できる。そうすれば両国が繁栄し共存し続けることができる」と論じた。

今年6月にメッシが中国を訪れて温かい歓迎を受けたことが、中国と世界の相互理解のもう一つの窓口になった。まさにメッシが中国の子供に「サッカーというスポーツを楽しめば、多くの友人ができるだろう」と語ったのと同じことなのだ。今日の中国は生気と活力に満ちている。今日の中国は、世界と緊密に結びついている。各国の皆さんが中国に足を運び、自分の目で本当の中国を発見することを歓迎する。(提供/CRI

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