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中国外交部の汪文斌報道官は13日の定例記者会見で、天然ガス輸送パイプライン「ノルドストリーム」が爆破された事件についてコメントしました。
中国外交部の汪文斌報道官は13日の定例記者会見で、天然ガス輸送パイプライン「ノルドストリーム」が爆破された事件は特定の破壊チームによって実行されたと報道されていることと、米国は爆発の3カ月前に「あるパイプラインの攻撃計画」を知っていたと報道されていることについて、記者からコメントを求められました。
汪報道官は、「パイプラインの爆発事件の発生から8カ月以上が経過しているが、捜査の進展は非常に遅れている。特に意外なのは、ホットな問題を利用していわゆる『灯台』の役割をすることに長じている米国が、この事件では沈黙を続けていることだ」と述べました。
汪報道官はさらに、「ここで一つ例を挙げたい。シリア国内で2011年4月22日に、大規模なデモが発生した。米国は国連に対して27日に、国連人権高等弁務官事務所がシリアに調査団を派遣し、シリアに存在する可能性のある国際的人権法違反行為について調査を開始するよう求めた。米国は29日には、シリアの深刻な人権侵害が存在すると認定し、シリアの一部人員と組織に制裁を科すと発表した。米国はわずか1週間で『調査』から『制裁』までの一連の動きを終えた」と指摘しました。
汪報道官はまた、「米国のいつもの、迅速かつ厳格なやり方に比べれば、今回のパイプライン爆発事件における米国の『無作為』はまるで理解できない。米国が沈黙を守っている理由はどこにあるのか。米国は『ノルドストリーム』事件について、何か言えないことがあるのか。米国は国際社会の疑念や懸念について、いつになったら説明するつもりなのか。米国はこれらの問題について、国際社会に説明せねばならない」と強調しました。(提供/CRI)
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