「日本の空港で犯罪者扱いされ不愉快だった」ネットで投稿相次ぐ、政府が注意喚起―韓国

Record Korea    2023年6月14日(水) 12時0分

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13日、韓国・アジア経済は「旅行で日本を訪れる韓国人が増えている中、日ごろから身に着けている金のネックレスが原因で税関で面倒な目に遭うケースが相次いでおり、韓国政府が注意を呼び掛けている」と伝えた。

2023年6月13日、韓国メディア・アジア経済は「旅行で日本を訪れる韓国人が増えている中、日ごろから身に着けている金のネックレスが原因で税関で面倒な目に遭うケースが相次いでおり、韓国政府が注意を呼び掛けている」と伝えた。

記事によると、ネット上の日本旅行コミュニティーに「先月31日に札幌を訪れた。『Visit Japan』を使って着用していた金のネックレスを申告したが、税関で別室に連れていかれ全身を調べられた上、バッグの中も全て検査された」という投稿があった。投稿者は「犯罪者扱いされたようで不愉快だった」「職員は『金を持ち込んだので日本に税金を払わなければいけない』と繰り返すだけだった」と伝えている。最終的には税金を払うことなく、代わりに保管手数料を支払って空港に金のネックレスを預けたという。

熊本の温泉地を訪れたという他の投稿者は、「普段からしている金のネックレスの申告をしなかったせいで、日本の関税法違反の疑いで拘束され、約7時間にわたり調査を受けた」と書いている。身に着けていたネックレスは重さ約75グラムの純金製で、時価600万ウォン(約66万円)だという。

日本では金の純度、重量、使用するかしないかにかかわらず、金または金製品を持ち込む際に必ず「携帯品・別送品申告書」に記入し申告しなければならない。特に免税範囲である1個20万円を超える場合、その金額に課税される。また、純度90%以上の金または金製品の重量が1キロを超える場合、税関に「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」を別途提出しなければならない。指輪、ブレスレット、ネックレスなどの金製品を申告せずに持ち込んだ場合、関税法上の虚偽申告で処罰されるか、品物を押収されることがある。

こうした中、韓国外交部は「海外安全旅行」サイトに「最近、韓国国民が日本に入国する際、税関の審査強化により不便を被る事例が頻発している」「日ごろ着用している高価な金製品は韓国に保管するように」との呼び掛けを掲載している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「外国を訪れたらその国の法に従わなきゃだめだろうに。嫌なら行かなければいい」「そのくらいのことは知った上で旅行に行くべきじゃないの?重い金をじゃらじゃら着けてくのは見えのためだろうに」「なぜわざわざ600万ウォン分の金を身に着けて行くのか」「いつも着けてる物なのか、脱税目的で買った物なのか、区別つかないだろ」「密輸が多いから厳しくしてるんだよ。日本だからって何でも批判するのはよくない」など冷静なコメントが多く寄せられている。一方で「韓国も同じ対応をすべき」との声も見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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