2023年6月13日、韓国・ソウル経済によると、韓国の仁川国際空港の保安検査に不満を抱いた70代の中国人の女が保安検査員の腕を引っかくなどして暴れ、警察に逮捕された。

仁川空港警察団は12日、航空保安法違反の疑いで中国国籍の70代の女を書類送検したと発表した。

女は香港を出発し、仁川空港で米デトロイト行きの便に乗り継ぐ予定だったが、仁川空港の手荷物検査で100ミリリットルを超える液体が見つかった。保安検査員が開封検査を求めたところ女は反発し、大声を上げ検査台に寝そべり、制止する検査員の腕を引っかいた。検査員は擦り傷を負い、病院で手当てを受けたという。

調査の結果、問題の液体はシャンプーと歯磨き粉だった。

女は、通報を受け駆けつけた空港警察にも大声を上げるなどして現行犯で逮捕されたが、取り調べ後に釈放されたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「すぐさま中国に追放しないと」「年齢や国籍に関係なく、空港で暴れる人にはスタンガンを撃つべき」「空港で暴れたのにそのまま帰したのか？米国なら最低でも懲役5年だ」「韓国人が中国で同じことをしたらどうなるか…。韓国警察は寛大すぎてナメられてしまう」など、警察の対応を批判する声が多数寄せられている。（翻訳・編集/堂本）

인천공항서 발견된 100㎖ 액체류... 개봉 요구하자 중국여성 난동 https://t.co/veW9aA2P9V pic.twitter.com/Y3l2LlzkGx

— Equals (@haearida) June 12, 2023