「日本のマズい店」で炎上の台湾YouTuber、何が悪かった?「標的が韓国から日本に」「テーマは問題ないが…」

Record China    2023年6月12日(月) 13時0分

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台湾YouTuberが「日本のマズい飲食チェーン」を紹介して炎上した問題で、当事者のYouTuberがなぜこの企画を実行したのかをめぐり台湾のネット上で議論になった。

台湾YouTuberが「日本のマズい飲食チェーン」を紹介して炎上した問題で、当事者のYouTuberがなぜこの企画を実行したのかをめぐり台湾のネット上で議論になった。

動画投稿サイトYouTubeで250万超のチャンネル登録者を誇る台湾の人気YouTuber「蔡阿嘎」が先日、「日本の超マズい飲食チェーン地雷店5選」と題した動画を投稿し、5店を酷評した。しかし、これに台湾のネットユーザーらから批判が殺到。本人らは問題の動画を削除した上で繰り返し謝罪を表明しているが、一部のネットユーザーからの批判は今もやんでいない。

そうした中、TVBS新聞網や三立新聞網など複数の台湾メディアは、台湾のネット掲示板PTTで話題の投稿を取り上げた。投稿主は「(問題の動画は)タイトルを見ただけでも危険だと分かる。特にネガティブな内容はひとたび処理を誤れば炎上する」とし、動画を見た後の感想として「彼と撮影チームは本当に何も気にしていなかったことが分かった。動画内での言葉と態度。本当にひどい…。なぜ蔡阿嘎は当初、このテーマと内容をOKだと思ったのか」と疑問を投げ掛けた。

これについて他のネットユーザーからは「企画から撮影、編集に至るまで、誰も何の疑問も抱かなかったようだね」「彼の動画はいつもこんな感じなんだから、今回だけ気を遣うことはしないでしょ」「普段の動画もこういうテイストだよ。前に野球と関連して韓国に毒吐いたり、(台湾のグルメ)雞肉飯を酷評したり」「彼は韓国をたたいてのし上がってきた。それが今回は日本だった」との声が上がった。

また、「個人的には面白かったけどね」「彼のほかの日本に関する動画も大差ないよ。この動画だけが炎上した」「彼の視聴者はこういう(毒舌)のが好きなんだよ」「単純に、雞肉飯(への酷評)がよくて日本の定食(への酷評)は駄目な理由が分からない」「雞肉飯の時はみんな大笑いして、一緒になって酷評していたのにね」といったコメントも寄せられた。

一方で、問題は別の部分にあるとの声も上がっており、「同じ動画を楽しむ(視聴者など)仲間内から外に出てしまったから炎上した」「テーマ自体は問題ない。でも表現方法がヤバかった」「日本の食べ物の多くは私も口に合わない。でも、個人の味覚の問題なのに『頼むから行かないでくれ』とか、『金の無駄』とかは言い過ぎだった」との見方を示すユーザーもいたという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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