2023年6月11日、香港メディア・香港01は、日本の神社を訪れる上で留意すべきことを6点紹介する記事を掲載した。

1つ目は、神社について予習しておくこと。神社は仏教のお寺とは異なり偶像がなく、本殿も通常は開いていないため、訪れる神社の由来などについて知識を事前にインプットしておくことで初めて「何を見たらいいか」が分かるとした。

2つ目は、服装や行動に留意すること。サンダル、ショートパンツ、露出の多い服装は避けるべきだとし、これは日本に限ったことではないと指摘。タイでも寺院に入る際に肌を隠す布が渡されるが、これも同じ道理だと伝えている。

3つ目は、どの神社を訪れたら良いか分からない時は世界遺産になっている神社や各地の「一の宮」を訪れるといいとした。

4つ目は、現金を持っていくこと。お守りは願掛けだけではなく、純粋なお土産としても手頃なアイテムであるものの、日本の神社ではほとんどカードや電子マネーは使えないため、現金を多めに持っていくべきだと伝えた。

5つ目は、みだりに写真を撮らないこと。プライバシーの観点から神職者を勝手に撮影することも避け、前もって許可を得てから撮影する必要があるとした。また、メーク係や照明係などのクルーを大勢引き連れて境內で撮影するのも迷惑行為だと伝えている。

6つ目は、平時の静かなたたずまいとは別に、「祭り」や「特別拝観」の際のひと味違った体験をすること。特別拝観や特別参拝では普段入れない場所に入れる可能性があるとする一方で、日程の確認は念入りに行う必要があるとした。（翻訳・編集/川尻）