中国の対外貿易が4カ月連続でプラス成長

人民網日本語版    2023年6月9日(金) 7時30分

拡大

中国の対外貿易は外需の低下がもたらした挑戦に直面しながら、その強靱さを示し続けている。写真はテスラのディーラー。

中国の対外貿易は外需の低下がもたらした挑戦に直面しながら、その強靱さを示し続けている。税関総署が7日に発表したデータによれば、今年1-5月には、中国の物品貿易の輸出入総額が前年同期比4.7%増の16兆7700億元(約335兆4000億円)に達した。5月単月で見ると同0.5%増の3兆4500億元(約69兆円)となり、単月の輸出入額が4カ月連続でプラス成長になった。

詳しく見ると、1-5月の輸出は同8.1%増の9兆6200億元、輸入は同0.5%増の7兆1500億元、5月の輸出は同0.8%減の1兆9500億元、輸入は同2.3%増の1兆5000億元だった。

貿易方式を見ると、一般貿易が中国の対外貿易の中心を占め、輸出入の割合が上昇した。1-5月の一般貿易の輸出入額は同7%増の11兆元となり、対外貿易に占める割合は同1.4ポイント上昇して65.6%になった。

対外貿易の主体を見ると、民間企業が引き続き中国対外貿易の最大の経営主体だった。1-5月には輸出入の実績がある民間企業は同8.8%増の43万9000社となり、その輸出入額は同13.1%増の8兆8600億元で、対外貿易に占める割合は同3.9ポイント上昇の52.8%だった。

貿易パートナーを見ると、地域経済が絶えず相互に連携し、中国と中国以外の地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の加盟国との輸出入が安定的に増加した。1-5月には対外貿易に占めるRCEP加盟国の割合が30%を超えた。うちASEANは引き続き1番目の貿易パートナーで、輸出入額は同9.9%増の2兆5900億元だった。欧州連合(EU)は2番目の貿易パートナーで、輸出入額は同3.6%増の2兆2800億元。米国は3位で貿易額は同5.5%減、日本は4位で同3.5%減だった。

1-5月の中国と「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国との輸出入額は同13.2%増の5兆7800億元となり、そのうちカザフスタンをはじめとする中央アジア5カ国との輸出入額は同44%増と大幅に増加した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携