国連安全保障理事会は現地時間7日、イラクにおける過激派組織の犯罪証拠の調査状況について公開会合を開きました。会議の開始に先立ち、各国代表は国連平和維持活動（PKO）で犠牲になったPKO要員に黙とうをささげました。

中国の耿爽国連次席大使は席上、「中国側は調査チームの活動成果を称賛する。関連証拠の収集と整理は、過激派組織のテロ犯罪実態の究明、イラクが責任追及への努力を支持することにとって極めて重要だ」と述べた上で、「中国は、調査チームが系統的かつ完全な証拠をイラク側に速やかに引き渡すよう期待する。イラクは依然として国際テロ対策の最前線にあり、国際社会はイラクのテロ対策能力の強化やテロリズムの取り締まり、国内法に基づいたテロ勢力への責任追及を引き続き支持していく必要がある」と述べました。（提供/CRI）